中小企業診断士一次試験のポイントやって

●経済学・経済政策
経営上の意思決定を行う基本となるマクロ経済指標の動きを理解する。経営戦略やマーケティング活動の成果を高め、積極的な財務戦略を展開するために、ミクロ経済学の知識を身につける。
財務会計
財務・会計の知識は企業経営の基本であり、財務諸表等による経営分析は企業の現状はあくや問題点の抽出において重要。他社の買収等を行うケースを想定して、投資評価や企業価値の算定等に関する知識も必要。
●企業経営理論
資金面以外の経営に関する基本的な理論の習得は、経営に関する現状分析や問題解決、新たな事業への展開等に関する助言を行うにあたり必要不可欠。経営戦略、組織論、マーケティング論の3分野からなる。
●運営管理
生産および小売業・卸売業・サービス業に係るオペレーションの管理に関する全般的な知識を学ぶ。生産管理、店舗・販売管理の2分野からなる。
●経営法務
企業経営に関する法律、諸制度、手続き等に関する実務的な知識を身につける。必要に応じて弁護士等の有資格者を活用するための、最低限の実務知識を身につける。
経営情報システム
経営のあらゆる場面において情報システムの活用が重要となっていることを背景として、情報通信技術に関する知識を身につける。情報システムを経営戦略や経営革新と結びつけ、活用できるようにする。
●中小企業経営・中小企業政策
中小企業の特徴を踏まえて診断助言を行うために、企業経営の実態や経済・産業における中小企業の役割や位置づけを理解し、大企業との相違を把握する。各種の政策を、成長ステージに合わせて適切に活用できるような知識を身に付ける。